あけまして おめでとうございます
旧年中はなにかとお世話になり
ありがとうございました
本年も宜しくお願い申し上げます
本年、四月十三日は、第三十五回 式年遷宮御齋行出発の日になります
式年遷宮元年の歳です
次回の御遷宮は令和十八年四月十三日です
二年前が假遷宮です
崇神天皇七年(紀元前九十年ころ)、神奈備の糺の森祭祀地の瑞垣を御造替賜ったとの記録を初めとして 次は、二千百年目、通算、六十回目の御遷宮となります
平安時代の中頃、長元九年(一〇三六)四月十三日、後一条天皇より、以降は二十年ごとの御遷宮の式年とすべしとの遷宮制度の宣旨(『百練抄』ほか)を降されました
以降、災害や乱などにより遅延したこともあり、後柏原天皇は、永正十二年(一五一五)五月二十日、さらに孝明天皇は、文久三年(一八六三)五月九日、式年遷宮連続御齋行を
御教書などにより仰せられました
令和十八年、式年御遷宮はちょうど一千年目となります
次回の御遷宮はそれほど たいせつな御遷宮です
現在、第三十四回、御遷宮記念事業の締めくくり、禮殿(儀式殿)再建工事をおこなっていますが、すでに記念事業として表参道に雄雌対のカツラの植樹、河合神社東には御遷宮行幸御親拝記念としてカリン並木、さらに唐崎社遙拝所の付近一帯に山背原野時代の景観保全のためコアジサイの植栽をしました
特に禮殿再建については多くの皆様からご清援いただきましたこと、あつく御禮申し上げます