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世界遺産 下鴨神社(しもがもじんじゃ)賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)

斎王とも呼ばれた賀茂のいつきのみや。

平安時代から鎌倉時代まで35代にわたり、下鴨神社、上賀茂神社の祭祀に奉仕し、

その御所である賀茂斉院は、一大文化サロンとして、歌会などの文化を育みました。

歴代斎王をお祀りする下鴨神社では、斎王たちが紡ぎ上げた

日本の美しい文化や伝統を次代へとつないでいくための

「賀茂のいつきのみや顕彰会」を設立いたしました。

賀茂のいつきのみや顕彰会

スクロール

賀茂いつきのみや顕彰会 会長

竹下  景子

たけした けいこ

設立趣意書

平安遷都以来、王城鎮護の神として朝廷からも氏人からも篤い崇敬を集めた賀茂御祖神社(下鴨神社)は、その例祭である賀茂祭もまた、勅祭としての格式を誇り、平安時代初期の嵯峨天皇の世より伊勢神宮の「斎宮」同様、未婚の皇女ないし女王が「斎王」として賀茂神に仕え、「斎の宮」と呼ばれる斎院で暮らしました。

賀茂の斎王の歴史は、平安初期の嵯峨天皇皇女、有智子内親王が務めた初代から鎌倉時代の後鳥羽天皇皇女・礼子内親王まで三十五代、およそ四百年間続きました。歴代斎王には才媛が多く、また、紫野の斎院は御所に近いこともあって、斎王の住む斎院「いつきのみや」には多くの宮廷人たちが集い、歌会や絵合、管絃などが行われ、「いつきのみや」は女官や公卿などの宮廷人、とりわけ紫式部や清少納言にも大きな影響を与えて朝廷を凌ぐ一大文化サロンであったといわれています。

下鴨神社ではこれら三十五代の歴代斎王の御霊を「賀茂斎院歴代斎王神霊社」にお祀りするため、第三十四回式年遷宮事業の一貫として境内・糺の森に御社殿を再興。これを機に歴代斎王の功績や「いつきのみや」の存在意義を顕彰し、斎王たちが紡ぎ上げた日本の美しい伝統や文化を再認。

そのことによって高い志をもって現代に生きる女性たちに人と人、人と自然の礼節を尊びながら豊かな人間関係を育み、美しく知性豊かに生きるための心や技の向上を目指し、併せて、次世代を担う後進を育成するため、ここに「賀茂のいつきのみや顕彰会」を設立します。

賀茂いつきのみや顕彰会発起人

・名誉会長 千  容子氏(淡交会理事長)

・会 長  竹下 景子氏(俳優)

・副会長  冷泉貴実子氏((公財)冷泉家時雨亭文庫常務理事)

・副会長  濱崎加奈子氏(京都府立大学准教授、(公財)有斐斎弘道館館長)

・理 事  檀  ふみ氏(俳優)

・理 事  西尾 陽子氏(本家八ツ橋西尾㈱会長)

・理 事  西村 明美氏(柊家㈱女将)

・理 事  佐々木真弓氏(ステンドグラス作家)

・顧 問  新木 直人 (賀茂御祖神社宮司)

入会のご案内

設立の趣旨にご賛同いただき、入会をご希望の方は下記連絡先にご連絡下さい

TEL 075-781-0010
FAX 075-781-4722
担当 「賀茂いつきのみや顕彰会事務局」

Mailでのお問合せは「お問合せファーム[賀茂いつきのみや顕彰会関係]」より承っております。

メディア掲載・パンフレット

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